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「次世代マーケティングプラットフォーム」読了
  
時事通信社編集委員の湯川鶴章さんの最新刊「ブログ論壇の誕生」をご献本いただき、拝読させていただきました

次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの
湯川 鶴章 /  / ソフトバンククリエイティブ
スコア選択: ★★★★★

→「 9月下旬発売の「次世代マーケティングプラットフォーム」の書評を書いてくれる人募集。献本します。ブロ - 今をメモする「Timelog」」2008.9.9
9月下旬発売の「次世代マーケティングプラットフォーム」の書評を書いてくれる人募集。献本します。ブログ、アマゾン、mixi、どこに書いてもOK。18日までに連絡ください。

Timelogでの、この発言に手をあげて、ご献本いただきました。
ありがたいことですw
:湯川さんのブログ「湯川鶴章のIT潮流」で、新刊の発売後にもエントリがあがっております。

「 「次世代マーケティングプラットフォーム」本日発売!」2008.9.27 @湯川鶴章のIT潮流
「新刊本のCM作ってもらいました」2008.10.7 @湯川鶴章のIT潮流
「どうして反応は両極端なんだろう」2008.10.14 @湯川鶴章のIT潮流
「やっぱり専門家の書評はすごい、と思った件」2008.10.17 @湯川鶴章のIT潮流
「どんな本かと言えば、こんな本なんです」2008.10.19 @湯川鶴章のIT潮流


あとがきにあるのですが、「広告の未来はどうなるのか」というテーマで取材が始まり、「電通 vs. Google」という構図で執筆をはじめた頃に、たまたまGoogleの高広氏と、セルリアンタワーのエレベータで同乗し...

「高広さん、今度の本の話だけど、電通 vs. Googleという図式で書こうかなと思っているんだ」
「いや、今起こっていることは、そういうことじゃないんです。そんな話じゃないんですよ。どこかが覇権を握るとかいうレベルの話じゃないんです」
というやりとりから、執筆の方針が大きくかわったそうです。

そして、この方向転換から、なんとボツ原稿がブログにアップされております。

「経済リワイヤリング-ボツにした未完成原稿vol.0」2008.4.16 @湯川鶴章のIT潮流
「IBMが読む広告の未来-ボツにした未完成原稿からvol1」2008.4.15 @湯川鶴章のIT潮流
「分断される消費者の関心-ボツにした未完成原稿vol.2」2008.4.17 @湯川鶴章のIT潮流
「メディア消費の過渡期と3層並存論-ボツにした未完成原稿vol.3」2008.4.18 @湯川鶴章のIT潮流
「テレビCM崩壊は日本でも起こるのだろうか-ボツにした未完成原稿vol.4」2008.4.21 @湯川鶴章のIT潮流
「ニコニコ動画に見る日本のクリエイティビティの実力-ボツにした未完成原稿vol.5」2008.4.23 @湯川鶴章のIT潮流
「アマチュア作品はプロに勝てるのか-ボツにした未完成原稿vol.6」2008.4.25 @湯川鶴章のIT潮流
「オンデマンドで儲からないのは当たり前-ボツにした未完成原稿vol.7」2008.4.30 @湯川鶴章のIT潮流
「表現者にとっていい時代になるのか悪い時代になるのか-ボツにした未完成原稿vol.8」2008.5.1 @湯川鶴章のIT潮流
「セミプロ、アマチュアが作る広告-ボツにした未完成原稿vol.9」2008.5.8 @湯川鶴章のIT潮流
「消費者が主導権握る広告-ボツにした未完成原稿vol.10」2008.5.14 @湯川鶴章のIT潮流
「受動的消費者が能動的になるとき-ボツにした未完成原稿vol.11」2008.5.20 @湯川鶴章のIT潮流
「セカンドライフ内の広告に期待-ボツにした未完成原稿vol.12」2008.5.22 @湯川鶴章のIT潮流
「広告マーケットプレース-ボツにした未完成原稿vol.13」2008.5.23 @湯川鶴章のIT潮流
「日本でヤフーがこれからも強い理由-ボツにした未完成原稿vol.14」2008.6.2 @湯川鶴章のIT潮流
「IBM広告レポートの結論-ボツにした未完成原稿vol.15」2008.7.1 @湯川鶴章のIT潮流

そして、この「次世代マーケティングプラットフォーム」のなかでも柱となっている、デジタルサイネージ・エキスポとオムニチュア・サミットの取材について、以下のようなエントリがあがって、勢力的な講演活動を行われたそうです。

→「期間限定!講演します」2008.3.11 @湯川鶴章のIT潮流
 先週末に2週間の米国取材から帰国しました。デジタルサイネージ・エキスポとオムニチュア・サミットを中心に取材してきました。非常にエキサイティングな取材でした。取材の結果はもちろん原稿にまとめるつもりなんだけど、だれかに話したくてうずうずしています。

こうして、USの取材をベースに、ブログやセミナーなどを通じて同時進行的に原稿がすすんでいたようですが、いよいよ本のタイトルを決めるという段では、Timelog上で、ご意見募集という試みも(笑)

→「次の本のタイトルをどうするか悩み中。○「20世紀型広告の終焉-台頭するマーケティングプラットホーム - 今をメモする「Timelog」」2008.7.23
次の本のタイトルをどうするか悩み中。○「20世紀型広告の終焉-台頭するマーケティングプラットホーム」と、×「次世代広告プラットホーム」の2択。どちらを読みたい?
ここで最終的なタイトル「次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの」にたどりついたのかな??

湯川さんが編集を務めた
次世代広告テクノロジー
織田 浩一 (著), 高広 伯彦 (著), 須田 伸 (著), 湯川 鶴章 (編集) /
ソフトバンク クリエイティブ
ISBN : 4797340193
こちらの続編ということなのですが、タイトル的にも「次世代」とあったほうがキャッチーですね。


随分と長々と書いてしまいましたが、その割にまったく本の内容について触れておりませんでした(笑)
僕が、書評なんて大それたことは書けませんので、感想というか感じたことをすこしだけ...


帯の表面には、『広告の「周縁」が「終焉」を加速する!!』とありますが、裏表紙(表4)側のこの図が、これからの市場を端的に表しております。

この周縁部分のマーケティングプラットフォームとして、全編にわたって「サザエさんの三河屋さん的な、情報発信、サービス、アフターケア、販売、配達など、全ての一体化した企業活動」の必要性をアピールしておりますが、ここでの三河屋さんは、文脈から御用聞きのサブちゃんのことだろうと思うのですが(ちなみに、サブちゃんは2代目で以前には三平さんという御用聞きの方がいらしたようです)、リコメンドや広告マッチングについては、この本にあるようなテクノロジーがある程度カバーできると思いますが、消費者との間にどういった信頼性を築けるかということがポイントになるのかなと感じました。

ちょうど、米国での取材を終えて、講演をひと段落したあたりから、何回か湯川さんとお酒を飲んだりする場をご一緒することがあって(一度はサシでお付き合いいただいたこともww)、本書で触れられていたことについても直接お話しを聞かせていただいていたこともあり、非常に読みやすくて、興味深く読み進めることができました。

これからのネット上のビジネスの行方を考える上でも非常に参考になりそうです。

 
 

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